よくある質問

Q飲むのと料理に使うのとどちらがカラダにいい?
A料理の仕方によっては、直接飲用するよりも効果的なことがあります。例えば、煮魚の場合、お酢の主成分である酢酸が魚の骨を溶かすため、カルシウムが吸収されやすい形で摂取できるのです.ただし、料理に使用するときには摂取できるお酢の量が少ないことが多いので、お酢が苦手でなければ、飲む習慣をつけるようにするのもいいでしょう。おすすめは併用です。
Qお酢のとりすぎはカラダに悪いの?
A普通に料理に使う分には、とりすぎの心配はないでしょう。ただし、飲料として飲むときには、空腹時を避け、大さじ1杯を5倍以上に水で薄めて、1日に1~3回飲むことをおすすめします。いずれにせよ、カラダにいいからと無理をしてお酢を生のまま多量に飲むと、胃を荒らしてしまいかねないので、注意してください。
Q古いお酢を飲んでも大丈夫?
Aお酢の殺菌効果があるために食中毒菌は繁殖せず、長期保存によってカラダに悪い成分ができてしまう心配はありません。ただし、開栓すると空気中の酢酸菌が入り、繁殖して濁ったり香りが変わってしまうことがあるので、早めに使いきります。 記載されている賞味期限も守りましょう。
Q胃が弱いのですが、毎日お酢を飲んでも大丈夫?
Aお酢を飲む場合、お酢大さじ1杯を5倍以上に薄めて、1日に1~3回飲むのが適量といわれています。この目安量と比べて、いかがでしょう? 適量で、特に胃腸の調子が悪くなったということがなければ問題ないと思われますが、個人差があるので、気になることがあれば、かかりつけの医師に相談することをおすすめします。
Qお酢の酸で、歯や骨は溶けないもの?
Aお酢の主成分である酢酸にはカルシウムを溶かす作用がありますが、お酢をとった場合、胃を通って小腸から吸収され、細胞で代謝されます。そして、最終的には分解され、水と二酸化炭素になるのです。そのため、摂取したお酢が骨と直接接触することはありません。ただし、歯のエナメル質(カルシウム)は酸によって溶け、お酢には酢酸が多く含まれているので、そのまま放置すると歯を溶かす可能性がまったくないとはいいきれません。お酢に限らず何を飲み食いしても、歯磨きは必要でしょう。
Q妊娠中やお酒の摂取を控えるようにいわれた場合、お酢の摂取にも気をつけたほうがいい?
Aお酢はお酒からつくられますが、アルコールが発酵して酢酸に変わることでお酢ができるので、アルコールは酢酸に変わり、残りません。また、お酢そのものの摂取量もそれほど多くはないでしょうから、胃腸に負担がない範囲で普通に摂取する分には心配ありません。 ※妊娠中および授乳中の摂取における安全性については十分なデータが見当たらないため、食事以外からの過剰摂取は避けたほうがよいでしょう。
Qお酢を飲むと、その後、数時間おきに汗がにじみ出てくるような状態になるのですが・・・・とりすぎ?
Aお酢をかなり飲んで平気な人もいれば、強い刺激を感じる人もいます。酸味や辛みの強いものを食へると汗をかくことがありますが、これは普通の生理的反応です。 ただし、必ず薄め、適量を飲むように心がけてください。また、特定の反応があれば量を減らす、何回かに分けて少しずつ飲む、空腹時を避けて食事と一緒に飲む、料理に使用するなどの工夫をすることをおすすめします。気になることがあれば、医師に相談を。
Qお酢を飲むとカラダがやわらかくなるって本当?
A魚の骨をマリネにするとやわらかくなっ食べられたり、お酢が卵の殻を溶かしたり……。こうして、お酢がカルシウムを溶かしたり骨をやわらかくするためか、カラダもやわらかくなるとよくいわれます。でも、お酢を飲んでも、カラダがやわらかくなる効果は認められていません。 お酢の疲労回復作用からカラダがほぐれて柔軟性が高まったり、その疲労回復作用を利用してスポーツをする人がお酢をよく飲むために生まれた俗説なのかもしれませんね。
Qお酢の、あのツンとするにおいのもと
A「酢」という字は、「酉(酒)」から「作る」という意味があるといわれており、お酒が発酵してすっぱくなったものが「酢」といえるでしょう。 お酢がすっぱいのは、酸が多く含まれているから・レモン果汁にはツンとくるにおいがないのに、お酢にはにおいがあるのは、含まれる酸の種類が異なるからです。果汁などに含まれる酸はクエン酸、リンゴ酸などで、これらは不揮発酸といって普通の温度では蒸発しないので、においのもとにはなりません。いっぽう、黒酢に含まれる酸の主成分は酢酸で、揮発性。そのため、蒸発しやすく、においのもとになるのです。一般的な酸度は、穀物酢や米酢などは4.5パーセント程度のものが多く、リンゴ酢などの果実酢は5パーセント程度。すし酢や甘酢はお酢をベースに砂糖や調味料などを配合したものなので、味の傾向によって酸度はさまざまですが、2~3パーセントのものが多いでしょう。
Qあのツンとした刺激臭を抑える方法は
Aカンキツ果汁など、酸を多く含むすっばいものが色々ありますが、ほとんどは不揮発性の酸なので、酸そのもののにおいは感じられません。お酢の臭気の原因の大半は、酸の主成分である酢酸。これ自体は特に特徴のない、まさに「すっぱいにおい」ですが、刺激性があるため、すっぱいものに弱い方にはあまり好まれません。また、アルコールやエステル類などの微量な香気成分が発酵中に生成され、それらが合わさって、お酢の香りが構成されます。この発酵中に生成されることのあるアセトインという物質が多く含まれると、香りりが重い感じになり、好まれないのです。一般的には、そういった酢酸の酸臭があまり強くなく、発酵臭も比較的弱いものが好まれるようです。 お昨が苦手な人は、できるだけ薄めてハチミツなどで甘みを加えると、ツンときにくくなります。ほかにも、冷蔵庫などでできるだけ冷やしておくようにするのも、すっばいにおいをやわらげるのに有効だといわれています。ぜひ、試してみてください。
Qお酢に熱を加えれば、酸味がやわらぐって本当?
Aお酢の成分の90パーセント以上は水で、お酢に含まれる酸の大半は揮発性の酢酸なので、加熱すると蒸発して減ります。 でも、酢酸よりも水のほうが蒸発しやすいので、ある段階までは見かけ上の酢酸濃度は最初よりも高くなりますが、お酢には微量の有機酸(ほとんどが不揮発性)や糖類、アミノ酸も含まれています。これらは蒸発しないので、水分が減るとこうしたエキス分の濃度も高くなるのです。そして、エキス分は酸味をやわらげる方向に働きます。 お酢の種類によってエキス分の量は異なり、加熱の程度によって濃縮される度合いも違いますが、酢酸の濃度がやや高くなるいっぽうで酸味をやわらげる成分も濃縮され、全体として熱を加えると酸味がやわらぐのではないかと考えられます。
Qぽん酢をおいしく使うには?
Aぽん酢とは、もともとはユズやダイダイ、カボスなどのカンキツ類の果汁のことでした。それがしだいに、しょうゆやコンブだし、カツオだしなどをそこに混ぜた調味料を指すようになったのです。味のポイントは果汁感。でも、開栓して長期間おくと、しょうゆが空気中の酸素と触れて酸化し、晶質も変化してしょうゆの味が強くなり、果汁の味が負けてしまうのです。ぽん酢などは購入後、冷蔵庫に保管して、早めに使いきることが大切です。
Qお酢はいつとればいいの?
A食べた後こそ本領発揮! 1日のうちで、お酢は、いつとってもいいといわれています。でも、特におすすめは食後。お酢が胃酸の分泌を促して、食べた物の消化吸収を助け、クエン酸サイクルを活発にしてくれるからです。和食に酢の物がついていることが多いのも、単にさっぱりするから、というだけではないのです。
Q子どもにお酢を飲ませても大丈夫?
A小さい頃、すっぱいものが苦手だった覚えはありませんか? 甘い・塩からい味からは、子どもは自然にうまみを感じとります。でも、すっぱさは何度も口にして、慣れてはじめておいしいと感じるようです。そのため、子どもの頃からお酢の味に慣れることは、とても大切なのです。