<特徴・ワンポイント豆知識>
別名 Chrysalidocarpus lutescens H.WENDL ヤマドリヤシ、Yellow Butterfly palm,Areca lutescens Bory 学名の"Chrysalidocarpus"は、ギリシャ語のchrysos(金)とkarpos(果実)という言葉からきています。
これはアレカヤシの 一種に実る金色の果実に由来するといし、日本ではコガネタケヤシと呼ばれ、広く親しまれています。
指宿でも生産量の多い観葉植物です。
アレカヤシ という名称は、以前アレカヤシ属に分類されていたことに由来します。
黄緑色の葉が大変優雅で美しいヤシです。
様々なサイズがありますが,特に大鉢は圧倒的な存在感があり、お部屋を演出するのにはもってこいの観葉植物になっています。
樹高は8mに達します。
花は白色で穂状花序に多数つき、雌雄異株です。
寒さには弱いので、冬場は注意が必要です。
多湿を好みますから、葉水をしてください。
黄緑色の葉が大変優雅で美しいヤシです。
小鉢から大鉢まで様々なサイズのものが流通していますが、特に大鉢は圧倒的な存在感があるものの、嫌らしい感じが全くなく、お部屋を演出するのにはもってこいの観葉植物になっています。
樹高は8mに達します。
花は白色で穂状花序に多数つき、雌雄異株です。
寒さには弱いので、冬場は注意が必要です。
多湿を好みますから、葉水をしてください。
学名 | Chrysalidocarpus lutescens |
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和名 | コガネタケヤシ |
流通名 | アレカヤシ |
分類 | ヤシ科クリサリドカルプス属 |
出荷時期・季節 | 周年 |
性状 | 常緑中低木 |
原産地 | マダガスカル |
寒さに耐えられる温度帯 | 10℃以上 |
冬越し | 11~4月は温室か室内においてください。寒さに弱いので、夜間冷え込まないように注意する必要があります。水やりはひかえましょう。 |
肥料 | 高温多湿を好みますから、頻繁に葉水をしましょう。夏の育成期には、ときどき緩効性肥料の置き肥か、液肥を与えてください。 |
植え替え | 生育が旺盛な植物ですから、1~2年に一度を目安に植え替えてください。赤玉土6、腐葉土4などの用土に砂を加えた用土がよいです。5~6月が植え替えの適期です。植え替え後は強い光と風を避けて下さい。 |
増やし方 | 株分けや実生で増やすことが出来ます。 |
<観葉のまち 指宿(いぶすき)>
指宿は、日本本土の南端に位置し、温暖な気候と豊富な温泉資源を持つ観光都市であり、日本屈指の観葉植物生産地です。
いぶすき農協 観葉植物部会では、これらの潤沢な資源を利用して地域特性を活かした観葉植物生産を積極的にすすめ、生産の安定供給を計り、全国へのPRとお客さまのニーズにあった商品づくりに努めています。
<観葉植物のリラックス効果>
観葉植物には、見る人をリラックスさせる効果があると言われています。
実験によって、次のような効果も実証されており、観葉植物を飾ることはストレスを忘れた快適な生活を手に入れるのに役立つことでしょう。
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<水やりについて>
土の表面がカラカラに乾いたら、鉢の中の空気を押し出すことを意識して、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。
土が十分に乾かないうちに水を与えると、根腐れを起こして枯れてしまいます。
受け皿に溜まった水は必ず捨ててください。
<置き場所について>
日当たりの良い室内が適しています。
暗い場所では弱ります。
直射日光が長時間当たる場所や、冷暖房の風は葉を痛めます。
<肥料について>
市販のものを用法通りに与えてください。
与えすぎると弱ります。
夏の間、2~3ヶ月おきに置き肥を与えるのが一般的です。
<植え替えについて>
大きく育って鉢が不安定になったり、根が鉢に詰まったら植え替えます。
植物の負担になるので、必ず暖かい時期に、根を傷めないように丁寧に行ってください。
用土は市販のものを使用します。
品種や生育状態にもよりますが、2~3年に1度が目安です。
<冬の管理について>
寒さに弱い植物もありますが、多くの観葉植物は一般的な室内であれば問題なく越冬します。
水やりを控えめにしてください。
床暖房は鉢を暖めすぎるので床に直接置かないようにします。
<Q&A>
Q.水やりのタイミングは?
品種や生育環境により大きく異なりますが、鉢のサイズが大きいほど頻度は少なく、7合鉢(腰下くらいの植物)を一般的な室内に飾る場合は、1週間に1度程度の水やりでも十分でしょう。
寒い季節になると植物の活動が鈍くなるので、水やりの感覚を空けてください。
サンスベリアなどの一部の品種では、サムに季節には水を全く与える必要のないものもあります。
Q.寒さに弱い植物の管理
冬が近づいてきたら、水を与える量を減らし、日光に当てる時間を長めにすることで寒さに強くなります。
夜間は温度の下がる窓際を避けましょう。
特に寒さに弱い植物は、発泡スチロールなどで保温する必要があります。
Q.大きくなりすぎたら?
初夏に、枝の付け根の部分を残して、好みの場所で切ってください。
しばらくすると新しい芽が出てきます。